IMAGINATION イマジネーション
記念すべき30周年は、イベントではなく形に残る特別なモノでお祝いしたいと思いました
記念品に決定したのは30周年の半年ほど前でした。イベント開催ではご招待する方々のスケジュール調整が難しいこと、一回きりになってしまうことから、形に残る記念品を作りたいと考えました。
現在のコロナ禍の状況では大人数が一度に集まることは難しいので、何かを祝う場面で記念品は良い選択肢だと思います。
企業の記念品として一般的な名入の文房具や置物等では面白くないので、こだわったものが良いと思っていました。
特別な品を職人と一緒に一から作れるサービスが発注の決め手
TSUKURIBAのサービスでは、実際にものづくりをされる多様多種な事業者さんと確かな繋がりがあること、既存のカタログから選ぶ形ではなく、他にはない手作りの特別な品を一緒に作り上げていけるということに魅力を感じました。
ゲームフリークは企業理念として、良質な「遊び」を継続的に創り出すことを掲げています。遊び心を持ちつつも、30周年の記念品として相応しく質が良いもの、関係の深い会社さまにも社員にも喜んでいただけるもの、個人の趣味嗜好に大きく左右されずに日常で使えるもの、という基準で制作する品を検討しました。TSUKURIBAの担当者も交えて議論を重ね、「30周年→三十路→味噌汁椀」ということで、輪島塗の味噌汁椀セットを一から作ることにしました。ご用意いただいたサンプルも素晴らしく社内でもすぐに承認されました。
作り手との細かな調整から追加提案まできめ細やかなサービスがありました
記念品を制作している過程では、細かな調整まで誠心誠意対応してくださり、より良い品にするため追加のご提案も積極的にいただきました。例えば、本体のサイズや形状、色については職人さんのおすすめと企画的な観点から相談して決定しました。お椀と桐箱に入れるロゴの大きさは試作を複数ご用意いただき、選ばせていただきました。商品の取り扱い方の冊子も同封した方が良いのではないかとご提案いただき、特別に今回のためにデザインしたものをご用意いただきました。
伝統工芸は技法・製法としてできることできないこと、職人さん側の譲れないこだわりもあるため、通常は直接職人さんの元を訪れ相談をする必要があると思いますが、普段の業務もある中で現実的にその対応は難しいと思います。職人さんからも信頼されているTSUKURIBAに間に立ってもらうことで安心してお仕事をお願いすることができました。
手作業で作っていただくので発注から納品まで半年かかるプロジェクトでしたが、完成がとても楽しみでした。
贈り手のこだわりが受け手に伝わり大好評!普段接することのない職人との触れ合いは新たな刺激になりました。
仕上がりとしては、お椀本体だけでなく、桐箱、お箸、台紙、包み方、ご挨拶状、風呂敷などの付属品もこだわって選ぶことができたので、全て合わせて一つの記念品として完成し30周年に相応しい特別なものを作ることができたと感じています。
記念品を贈った方々からも、特別なこだわりを感じる、豪華、良い品をいただけた、などと喜んでいただけました。同封していただいた作り手である職人さんの紹介冊子を見て、全く違う分野ではあるけれど丁寧なものづくりをされている職人さんたちと、ゲームをこだわって作る自分たちと何か通じるものを感じたと言っていた社員もいました。
職人さんたちのことは、製品の制作段階でもTSUKURIBAの担当者から随時作業のご様子をお知らせいただいていたので身近に感じていましたが、納品後に職人さんに本社にお越しいただく機会を設けていただき、直接お礼をお伝えすることができました。お話をお伺いし、伝統工芸品にこだわりつつも新しい技術や作り方も取り入れていらっしゃるとても素晴らしいメーカーさんだと感じました。本当にありがとうございました。
また会社として特別な記念品を作る機会があれば、多様多種な職人さんがいらっしゃるので、ぜひお願いしたいと思っています。
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